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避難所運営マニュアル
はじめに
避難所の運営については、近年の大規模な地震災害の教訓から、大規模かつ突発的な災害の発生に際して、行政機関等の公的支援が機能するまでに時間を要するため、行政主体の避難所運営は困難になります。
そこで、大規模かつ突発的な災害に対して誰がどんな状況で避難所に到着しても、円滑に避難所の運営が行えるように、地域の自主防災組織等を中心として、避難者自らによる自主的な避難所運営体制を確立しておくことが重要となります。
この体制による避難所運営にあたっては、自主防災組織・避難者・行政間の共通認識を図っておく必要があることから、避難所運営マニュアルを作成しました。地域での避難所運営体制づくりや避難所運営訓練などにご活用ください。
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避難所は「地域の支援拠点」です
避難所は、住民の生命の安全を確保する施設であるとともに、被災した生活を支える拠点でもあります。
災害発生直後は、まず安全な場所を提供することが中心となります。その後、地震の揺れや浸水が収まっても、家屋の被害や電気・ガス・水道といったライフラインの停止によって生活が続けられなくなる方がいます。そうした方々に対して、避難所では次の4つの生活支援を行います。
- 生活(就寝等)場所の提供
- 水、食料、日用品物資の提供
- トイレなどの衛生的環境の提供
- 生活情報及び再建情報の提供
支援は公平に行うことが原則ですが、高齢者や障がいのある方、乳幼児をお連れの方などへの配慮、男女のニーズの違いへの配慮も必要になります。また、必要な物資の数量を正確に把握するため、避難された方には世帯単位でのご登録をお願いしています。
地域で事前に話し合っておいていただきたいこと
マニュアルを実際に役立てるためには、平常時からの準備が欠かせません。地域であらかじめ決めておきましょう。
避難するときに気をつけていただきたいこと
- 持ち物 … 避難所には予想以上に多くの方が避難してきます。食べ物や飲み物は十分に準備されていませんので、各自で必要最小限のものをご用意ください。ただし、家が倒壊している場合や火災が発生している場合、家の中に入るのは危険ですのでやめましょう。
- 履物 … 歩きやすい靴を履いてください。サンダルはけがの恐れがあります。
- 一時集合場所と安否確認 … 地域の各組で決められた公園・広場に一度集まり、避難する人・家に残る人を確認します。高齢者や体の不自由な方、小さなお子さん、妊婦さんなど手助けが必要な方を、助け合って避難しましょう。
- 車の乗り入れはしない … 避難所へは車で乗り入れないようにしてください。
- ペット … そのまま放置せず、同行避難が原則です。ただし避難所では屋内に入れられないため、飼育場所は屋外が基本となります。
- 家を出る前に … ガス器具はすべて閉め、電気のブレーカーを落としてから避難してください。
