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菰野町MaaS「おでかけこもの」

菰野町MaaS「おでかけこもの<外部リンク>」は令和2年1月から運用を開始し、多くの皆様にご利用いただいています。引き続き機能向上に取り組んでいます。


作成協力:公共交通利用促進ネットワーク<外部リンク>様
- 詳しい使い方は「おでかけこものご利用方法 [PDFファイル/1.71MB]」をご覧ください。
- のりあいタクシーWeb予約方法、ユーザ登録方法、キャンセル方法はこちらのページをご覧ください。
令和元年度と2年度、2年連続で国土交通省のモデル事業に選定されました。
- 菰野町MaaS「おでかけこもの」など、菰野町の公共交通の取組がNHK総合テレビで放映されました。

菰野町の公共交通
菰野町の公共交通は鉄道(近鉄湯の山線)、三重交通路線バス、尾高タクシー、御在所ロープウエイ、それに町が運行しているコミュニティバスとAIオンデマンド乗合交通ののりあいタクシーがあります。これら町内の様々な公共交通を使って町内のおでかけを便利にするために、菰野町MaaS「おでかけこもの」の実用化に向けて取り組んでいます。
令和元年度の取り組み
国土交通省から事業選定を受ける
令和元年度、菰野町は国土交通省が支援を行う全国19事業<外部リンク>の一つに選定されました。当町のMaaS「おでかけこもの」は菰野町地域公共交通会議が主体となり、事業を実施します。
※Mobility as a Service「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」とは、「出発地から目的地まで、利用者にとっての最適経路を提示するとともに、複数の交通手段やその他のサービスを含め、一括して提供するサービス」 (「都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会(国土交通省)」における定義)です。

出典:国土交通省
事業内容
「おでかけこもの」では、コミュニティバスとのりあいタクシーを乗り継いで利用していただくため、町内全てののりあいタクシーの乗降場所から乗降場所までの移動や、コミュニティバスや近鉄湯の山線、三重交通路線バスとの乗り換え案内などが検索できるようにするとともに、のりあいタクシーの予約も併せて行えるようにします。また、多言語対応として、外国人旅行客だけでなく、町内在住、在勤の外国人の方も公共交通をご利用いただけるようにします。

おでかけこもの実証実験
令和2年1月に「おでかけこもの<外部リンク>」のシステムが構築されたことから、実証実験を実施しました。
- 実験期間 令和2年1月15日(水曜日)~ 2月29日(土曜日)
- 実験内容
- 地域内交通乗り継ぎ情報を連携させる町民、観光客向けWEBサイトの実証
- のりあいタクシーの予約受付とAI配車オペレーションのシステム化の実証


おでかけこものは上のQRコードを読み取ってください。
※実証実験の詳細についてはこちら<外部リンク>に詳細が掲載されています(株式会社NTTドコモへ)

令和2年1月14日 菰野町MaaS「おでかけこもの」実証実験開始式を行いました。
実証実験の結果概要
実証実験の結果は次のとおりです。
- 検索システム・予約システムへのアクセス数
目標:200アクセス/月 → 707人からアクセス(1月15日~2月14日) - 予約システムの利用率
目標:利用者全体の10% → 6.3%(1月15日~2月14日) - 予約システムを利用したAIオンデマンド乗合交通の利用者数
目標:30人/月 → 21人(1月15日~2月14日) - 1月のAIオンデマンド乗合交通(のりあいタクシー)利用者数は318人、一日平均利用者数は13.25人
AI予約・配車システム 導入前(1月4日 ~1月14日)の1日平均利用者数は11.56人、のりあい率は7月7日%
導入後(1月15日~1月31日)の1日平均利用者数は14.27人、のりあい率は13.1%
AI予約・配車システムを導入したことにより、従前より効率的な運行ができるようになったと推測しています。これまで利用されていなかった方(若年層)などからも気軽に利用されるようになったため、利用者の増につながったと推測されます。また、AI予約・配車システムを導入したことにより、のりあい率も向上し、効率的な運行がなされました。


スマートフォン教室の様子
1月16日から23日まで、町内5会場で計9回スマートフォン教室を開催し、67人の方に参加いただきました。
スマートフォンの使い方、菰野町MaaS「おでかけこもの」の使い方や登録の方法など、株式会社NTTドコモ東海支社、ドコモショップ菰野店の協力を受けて開催しました。
- 経済産業省中小企業庁 2020年版「小規模企業白書」<外部リンク>で、この取り組みが紹介されています。
第2部 地域で価値を生みだす小規模事業者 第2章 地域を支える小規模事業者<外部リンク>
事例2-2-6 三重県菰野町(Ii-41ページ) - 実証実験終了後も実装することとなり、引き続きご利用いただけます。
令和2年度の取り組み
国土交通省から事業選定を受ける
令和2年度、菰野町は国土交通省が支援を行う全国38事業<外部リンク>の一つに選定されました。当町のMaaS「おでかけこもの」は多くの町民の皆様にご利用いただいていますが、さらに進化させるために、機能の改善を図るとともに、新たな取り組みを実施します。

出典:国土交通省

おでかけこもの2nd stage実証実験
- 実証実験名称 「安心して生活・来訪できるまち」実現に向け進化するMaaS「おでかけこもの」
- 事業実施主体 菰野町地域公共交通会議(事務局:菰野町)
- 実証実験の概要
- 実証実験期間 令和3年1月18日(月曜日) ~ 令和3年2月28日(日曜日)
- 実証実験対象エリア 菰野町全域
- 実証実験内容
新型コロナウイルス感染症拡大による移動時の安全確保への意識の高まりをふまえ、
菰野町MaaS「おでかけこもの」の更なる機能向上とサービス付加を進める。
- AIオンデマンド乗合交通のりあいタクシーにおける事前決済(キャッシュレス)機能の導入
- コミュニティバスにおける乗車時顔認証と子どもみまもりシステムの導入
- コミュニティバスにおけるバス位置情報(バスロケーションシステム)と車内密集度の表示
実証実験の結果概要
実証実験の結果は次のとおりです。
- AIオンデマンド乗合交通のりあいタクシーにおけるキャッシュレス(d払い)機能の導入。
→実装し、実証実験期間終了後も引き続き利用可能。 - コミュニティバスにおける乗車時顔認証と子どもみまもりシステムの導入
→実証実験の結果を踏まえ、課題点を検証し、導入については再検討とする。

下車時にドア横に設置されたタブレットを用いて確認します。
顔認証されると、保護者の登録済みメールアドレスに下車した時刻と場所が送信されます。

マスクを着けたままでも認証できます。
- コミュニティバスにおけるバス位置情報(バスロケーションシステム)と車内密集度の表示
→実装し、実証実験期間終了後も引き続き利用可能。

おでかけこもの検索結果に車内密集度を6段階(空席非常に多い~かなり混雑)で表示

バスの現在地情報もスマートフォン上に表示
のりあいタクシーのWEB割引の継続
「おでかけこもの<外部リンク>」は本格運用を開始し、現在まで多くの皆様にご利用いただいています。
「おでかけこもの」を利用してのりあいタクシーを予約していただいた方は、200円引きでご利用していただけます。
例えば、同じエリア内を移動する場合、一般の運賃が400円から200円に、高齢者、障がい者手帳をお持ちの方、小学生の運賃が300円から100円になります。

令和3年度の取り組み
AIオンデマンド乗合交通利用者のうちMaaS利用者が40%を超える
町民の皆さんにAIオンデマンド乗合交通(のりあいタクシー)のご利用が増加するとともに、菰野町MaaS「おでかけこもの」を利用した予約も多くなっています。
現在ではAIオンデマンド乗合交通(のりあいタクシー)の利用者のうち、40%を超える方が菰野町MaaS「おでかけこもの」を利用していただいています。(利用実績参照 [PDFファイル/45KB])
| 年月 | 総利用者数 | 電話予約者数 | 菰野町MaaS「おでかけこもの」からの予約者数 |
総利用者に占めるMaaSからの予約者数 |
|---|---|---|---|---|
| 令和2年2月 | 302人 | 286人 | 16人 | 5月3日% |
| 令和3年7月 | 823人 | 482人 | 341人 | 41.4% |
| 令和3年10月 | 1,058人 | 527人 | 531人 | 50.2% |

菰野町MaaS「おでかけこもの」を利用して予約される方が増えています。また高齢者や障がいのある方のMaaS利用も徐々に増えています。町では高齢者等のMaaS利用が増加している理由を次のように考察しています。
- 運賃割引の導入を図る(菰野町MaaSから予約した場合、電話予約運賃から200円引き)。
- 町の広報紙で特集記事を掲載し、利用方法などを記載したパンフレットを全戸に配布する。
- 老人会やグラウンドゴルフ大会など高齢者が集まるイベントで説明会を随時開催している。
- 役場の窓口に利用方法(スマートフォンの使い方)を聞きに来る方も増加している。
- 利用した方から口コミで徐々に広がる。
高齢者等のMaaS利用者も増加していますが、電話で予約される方も増えています。

老人会で説明を行っています(令和3年8月)

窓口でMaaSの使い方を伝えています
三重県から事業選定を受ける
令和3年度、菰野町は三重県が実施する「三重県高齢者等の移動手段の確保に向けた地域モデル事業<外部リンク>」の一つに選定されました。当町のMaaS「おでかけこもの」をさらに進化させるために、機能の改善を図るとともに、新たな取り組みを実施します。
- 菰ビリティ<外部リンク>の予約・決済
菰野町観光協会が令和3年から「道の駅こもの」など6カ所の町内スポットで貸出を行っている電動アシストの自転車・バイク・キックボード等「菰ビリティ<外部リンク>」を菰野町MaaS「おでかけこもの」で予約受付、事前決済(クレジットカード)をできるように機能改修を行います。 - 電子チケットの実装
コミュニティバスやのりあいタクシーで、一日乗車券などサブスクリプション(定額購入)導入に向け、電子チケット機能の実装を行います。
電子チケットの内容など詳細は、交通事業者等と今後検討し、早期の販売を目指します。

- 菰野町の公共交通の取組がNHK総合テレビで放映されました。
- クローズアップ現代<外部リンク>+ 「鉄道・バス大減便の先にくらしはどうなる?」 令和3年10月13日放送〈全国放送〉
- ナビゲーション 「“コロナ自粛”岐路に立つ公共交通網」<外部リンク> 令和3年6月18日放送〈中部7県放送〉
- 菰野町の公共交通の取組がジチタイワークスで紹介されました。
- 菰野町の取組・活動がジチタイワークスVol22(2022年10月31日発行)にて紹介されました。
記事の詳細は、以下のバナーもしくは、URLをクリックしてご覧ください。
- 菰野町の取組・活動がジチタイワークスVol22(2022年10月31日発行)にて紹介されました。
https://jichitai.works/article/details/1421<外部リンク>
今後も菰野町MaaS「おでかけこもの」の機能改善、充実に取り組んでまいります。

