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自主防災組織
地域に密着した消防活動
火災や大きな災害が起きた時、消防団をはじめ、救助や消火活動に活躍する、地域の自主防災組織の活動が注目されますが、火災をはじめとする各種災害は古くから私たちの生活をおびやかす脅威でした。
菰野町では各区の自警団や各地区婦人消防隊といった、地域の消防活動を担うボランティア組織があり、消火栓の点検や訓練に取り組んでいます。
自分たちの生活や村(集落)を自然災害などから守るための組織は古くからあり、その時代時代に名前を変えて活動してきたと思われますが、現在の区長が統轄して出水や地震などの非常時に備えた自警団の形ができたのは、終戦のすぐ後ではないかと思われます。
もちろんそれ以前の活動はありましたが、この時は一時治安が悪化したこともあり、集落を守るという意味から、夜番・夜警も行われていました。こういった時期の自警団は集落の全成人男子が出動するといった形でまかなわれていたようです。
また、婦人消防隊は昭和40年代に、若者の農村離れが進み昼間の迅速な消防団の活動が困難視される事態となって、初期消火の活躍を期待されて結成が進みました。婦人消防隊の訓練は主に水道の消火栓を使ってのものでした。
婦人消防隊結成年と地区別隊員数
| 結成年 | 地区名 | 当時の隊員数 |
|---|---|---|
| 昭和40年 | 鵜川原地区 | 66人 |
| 昭和42年 | 朝上地区 | 152人 |
| 昭和43年 | 菰野地区 | 266人 |
| 昭和57年 | 千種地区 | 92人 |
| 昭和58年 | 竹永地区 | 52人 |
火災での初期消火が大変重要なように、突然降りかかる災害から、自分や家族の生命・財産を守るには、日ごろの意識の持ち方と、実際に災害が起きてしまった時、どれだけ素早く対応できるかということが重要なポイントとなりますが、一人での活動には限界があります。一番身近なお隣り同士や地域での助け合いはかかせません。
こういった先人の危機管理に対する取組は、消防団の活動とともに、今も受け継がれており、自分たちの地域は自分たちで守るという思いから、成り立っています。
自主防災組織の状況
婦人消防隊(合計5隊 総員744人)(令和7年4月1日現在)
| 菰野地区婦人消防隊 | 363人 |
|---|---|
| 鵜川原地区婦人消防隊 | 71人 |
| 竹永地区婦人消防隊 | 73人 |
| 朝上地区婦人消防隊 | 123人 |
| 千種地区婦人消防隊 | 114人 |
自警団(合計33団 総員709人)(令和7年4月1日現在)
| 菰野地区 | 計6団 | 総員229人 |
|---|---|---|
| 鵜川原地区 | 計6団 | 総員75人 |
| 竹永地区 | 計2団 | 総員54人 |
| 朝上地区 | 計11団 |
総員176人 |
| 千種地区 | 計8団 | 総員175人 |
