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所得の種類
更新日:2025年12月12日
所得金額とは、前年中の所得を発生事由別に、所得税と同様10種類に分け、基本的には収入金額から必要経費を差し引くことによって算定し、所得割の税額計算の基礎となります。(給与収入と公的年金等収入については、その収入金額により所得金額が決まっています)。所得の種類と算出方法は次のとおりです。
所得の種類と算出方法一覧
| 所得の種類 | 算出方法 | ||
| 事業所得 | 営業等、農業、医師など事業から生じる所得 | 総収入金額-必要経費 | |
| 不動産所得 | 地代、家賃、権利金等 | 総収入金額-必要経費 | |
| 利子所得 | 公債、社債、預貯金等の利子 | 収入金額に同じ | |
| 配当所得 | 株式や出資の配当等 | 収入金額-株式等の元本取得のために要した負債の利子 | |
| 給与所得 | 給与、賞与、賃金等 | 収入金額-給与所得控除額 ※速算表参照 |
|
| 雑所得 | 公的年金等 | ※速算表参照 | |
| 原稿料、講演料、生命保険契約に基づく年金等 | 収入金額-必要経費 | ||
| 譲渡所得 | 総合課税 | 土地、建物等以外の資産の譲渡 (金、地金、ゴルフ会員権などの譲渡) |
収入金額-必要経費-特別控除額(50万円) 注:保有期間が5年超の資産については、課税される金額は1/2 |
| 分離課税 | 土地、建物等の譲渡 | 収入金額-資産の取得価格等の経費-特別控除額 | |
| 株式等の譲渡 | 収入金額-取得価格・株式を取得するために要した負債の利子 | ||
| その他の譲渡(先物取引等) | 収入金額-取得費・譲渡費 | ||
| 一時所得 | 生命保険の一時金、損害保険の満期返戻金等 | 総収入金額-必要経費-特別控除額(原則50万円) 注:課税される金額は1/2 |
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| 退職所得 | 退職金、一時恩給等 | (収入金額-退職所得控除額)×1/2 | |
| 山林所得 | 山林を売った場合に生じる所得 | 収入金額-必要経費-特別控除額 | |
給与所得の速算表
| 給与収入金額 (A) | 給与所得金額 | |
| 651,000円未満 | 0円 | |
| 651,000円以上 1,900,000円未満 | A - 65万円 | |
| 1,900,000円以上 3,600,000円未満 | A ÷ 4 = B (千円未満の端数切捨て) |
B×4×70%-8万円 |
| 3,600,000円以上 6,600,000円未満 | B×4×80%-44万円 | |
| 6,600,000円以上 8,500,000円未満 | A×90%-110万円 | |
| 8,500,000円以上 | A-195万円 | |
※ ただし、次の所得金額調整控除の要件に該当する者は、上記の表で算出した給与所得からさらに下記の控除額(※)を除した金額を「給与所得」とします。
所得金額調整控除
- 給与等の収入金額が850万円を超える者で、次のいずれかに該当する者
(1) 年齢23歳未満の扶養親族を有する者
(2) 本人(自身)が特別障害者である者
(3) 特別障害者である同一生計配偶者 又は 扶養親族を有する者
※ 控除額(最大15万円):給与収入金額(限度額1,000万円-850万円)×10% - その年の給与所得金額と公的年金等に係る雑所得金額のある者で、給与所得金額 及び 公的年金等に係る雑所得金額の合計が10万円を超える者
※ 控除額(最大10万円):給与所得金額(限度額10万円)+公的年金等に係る所得金額(限度額10万円)-10万円
公的年金等の所得速算表
|
年齢 |
公的年金等の収入金額(A) | 公的年金等(※1)に係る雑所得以外の所得に係る合計所得金額 | ||
| 1,000万円以下 | 1,000万円超 2,000万円以下 | 2,000万円超 | ||
| 65歳以上 ※2 |
330万円以下 ※3 | A -110万円 | A -100万円 | A -90万円 |
| 330万円超 410万円以下 | A×0.75 -27.5万円 |
A×0.75 -17.5万円 |
A×0.75 -7.5万円 | |
| 410万円超 770万円以下 | A×0.85 -68.5万円 | A×0.85 -58.5万円 | A×0.85 -48.5万円 | |
| 770万円超 1,000万円以下 | A×0.95-145.5万円 | A×0.95-135.5万円 | A×0.95-125.5万円 | |
| 1,000万円超 | A -195.5万円 | A -185.5万円 | A -175.5万円 | |
| 65歳未満 ※2 |
130万円以下 ※3 | A -60万円 | A -50万円 | A -40万円 |
| 130万円超 410万円以下 | A×0.75 -27.5万円 | A×0.75 -17.5万円 | A×0.75 -7.5万円 | |
| 410万円超 770万円以下 | A×0.85 -68.5万円 | A×0.85 -58.5万円 | A×0.85 -48.5万円 | |
| 770万円超 1,000万円以下 | A×0.95-145.5万円 | A×0.95-135.5万円 | A×0.95-125.5万円 | |
| 1,000万円超 | A -195.5万円 | A -185.5万円 | A -175.5万円 | |
※1:公的年金等とは、国民年金、厚生年金、共済年金、恩給、適格退職年金等をいいます。
※2:受給者の年齢は前年の12月31日時点の年齢によります。
※3:計算結果がマイナスとなるときは所得は0円です。
土地建物等の譲渡所得の課税の特例
土地、建物等を譲渡した場合の所得に対する住民税については、他の所得と分離して次のように課税されます。税率については別表「分離課税所得の税率」をご覧ください。
収入金額 - 資産の取得費 - 譲渡費用 = 譲渡益
( 譲渡益 - 特別控除額 )× 税率 = 所得割
特別控除額の主なもの一覧
| 譲渡所得の内容 | 控除額 |
| 土地建物等を収用された場合 | 5,000万円 |
| 居住用財産の譲渡 | 3,000万円 |
| 特定土地区画整理事業等のために土地等を譲渡 | 2,000万円 |
| 特定住宅地造成事業等のために土地等を譲渡 | 1,500万円 |
| 農地保有の合理化等のために農地等を譲渡 | 800万円 |
| 低未利用土地等(5年以上所有)を譲渡した場合 | 100万円 |
このページに関する問い合わせ先
税務課 町民税係
電話番号:059-391-1117
ファクス番号:059-391-1191