救急情報伝送システム運用開始について

　このたび、菰野町消防本部では救急隊が傷病者を観察した情報や外傷等の身体所見を搬送先医療機関に映像で伝送する救急情報伝送システムの運用を開始いたします。

 

事業概要

　救急車内に設置されたタブレットとＷＥＢカメラを用いて、医療機関に設置されたパソコンへ傷病者の生命徴候（脈拍、血圧等）や12誘導心電図といった情報、外傷等の身体所見の映像を伝送することで、情報伝達時間の短縮、早期の医師の診察、病院収容後の処置の迅速化が望まれます。また、リアルタイムな現場状況を共有することで医師の具体的指示等、救急活動の円滑化及び早期搬送といった効果が見込まれ、傷病者に対する良好な予後に資する効果が望まれます。
　また事業連携により菰野厚生病院の他3病院との情報伝送が可能となり、菰野町の約9割の傷病者の情報を送ることができるようになります。

　　

 

運用開始

• 令和6年8月1日

 

救急情報伝送システム設置車両

• 菰野町　救急自動車3台

 

救急情報伝送システム設置医療機関

• 三重北医療センター　菰野厚生病院

 

事業連携による救急情報伝送システム送信先医療機関

• 地方独立行政法人　三重県立総合医療センター
• 地域医療支援病院　市立四日市病院
• 独立行政法人地域医療機能推進機構　四日市羽津医療センター