トップ > くらしの便利帳 > 環境・ゴミ・リサイクル > 熱中症に注意しましょう
熱中症に注意しましょう
更新日:2024年7月3日
◎熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温の調整がうまくできなくなり、体内に熱がこもった状態のことをいいます。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、最悪の場合は死に至ることもあります。
【症状】 めまい、失神、筋肉痛、筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛、不快感、倦怠感、虚脱感、手足のしびれ、高体温、頭痛、吐き気、嘔吐、けいれん、意識障害など
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気を付けるとともに、熱中症による健康被害を防ぎましょう。また、特に高齢の方や障害をお持ちの方、小さなお子さんには注意が必要です。
暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラートをご存知ですか?
暑さ指数とは
日本の夏のように蒸し暑い状態では、気温だけでは暑さは評価できません。熱中症に関連する、気温、湿度、日射・輻射からなる熱中症の危険性を示す指標として暑さ指数(WBGT)があります。段階ごとに熱中症を予防するための生活や運動の目安が示されていますので、日常生活の参考にしましょう。
熱中症警戒アラートとは
熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予測される日の、前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。
発表されている日には、熱中症を予防する行動を積極的にとりましょう。
環境省の公式アカウントを友達追加していただくと、暑さ指数の情報や熱中症警戒アラートの発表を受け取ることが出来ます。「友達追加」の方法 ➡ 環境省LINEを活用した情報発信
◎熱中症の予防方法
【1】こまめに水分補給をする
室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分を補給しましょう。
また、たくさん汗をかいたときは塩分補給も忘れずに行いましょう。
- 夏場は1日1.5~2リットルの水分を取る。
- 毎朝、朝昼夕の食事の前後、入浴の前後、就寝前にコップ1杯の水を飲む。
- 外出時は水筒などいつでも水分を持ち歩く。
※注意※
水分を一度に多く摂取すると、尿として排泄されてしまうため、この時期は特に「こまめに」とることが大切です。
【2】暑さを避ける
<室内>
- 扇風機や冷房で温度を調節する。(睡眠時は冷房を弱めに設定したり、扇風機を長時間同じ場所に当てないように注意する。)
- 温度計を置き、室温をこまめに確認する。(室温28℃以下、湿度70%以下)
- 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用する。
<屋外>
- 帽子や日傘を使う。
- 天気の良い日は、日中の外出(午前10時から午後2時くらい)をできるだけ控える。
- 日陰を利用し、こまめに休憩をとる。
- 涼しい施設・場所を利用する。
~日々の生活の中で暑さに対する工夫をしましょう~
- 冷却シートや冷たいタオル、氷枕などの冷却グッズを利用する。
- 衣服は通気性のよい生地や、吸水性や速乾性に優れた素材を選ぶ。
【3】暑さに負けない体づくりを続ける
- バランスのよい食事をとる。 …タンパク質・野菜を積極的に食べましょう。
- 腸内環境を整える。 …水分は腸で吸収されます。
- 十分な睡眠をとる。
- 体調不良を感じたら医療機関を受診する。
◎熱中症になったときの応急手当法
- 涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめる。
- 水でぬらしたタオルで脇の下、首まわりなどを拭いて体を冷やす。
- 水分をとる。
※注意※ 回復しないときは、早急に病院へ行きましょう。
◎こんな時はためらわずに救急車を呼びましょう!
- 自分で水が飲めない。
- 脱力感や倦怠感が強い。
- 意識がない(反応が鈍い。言動がおかしい)。
- 全身のけいれんがある。
◆熱中症の関連リンク(外部リンク)
- 厚生労働省 熱中症関連情報
「熱中症予防のための情報・資料サイト 熱中症を防ぐために知っておきたいこと」 - 環境省 ホームページ 「熱中症予防情報サイト」
- 気象庁 ホームページ 「熱中症から身を守るために」
- 日本気象協会 ホームページ 「熱中症ゼロへ」
このページに関する問い合わせ先
環境課
電話番号:059-391-1150
ファクス番号:059-391-1193