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ダニ媒介感染症について
更新日:2024年8月5日
ダニ媒介感染症に注意しましょう!
三重県では伊勢志摩地方を中心に年間50件程度の日本紅斑熱症例が報告されています。また、2015年以降は重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者も発生しています。
※通常、人から人に感染することはありません。
◎マダニに咬まれないように注意しましょう
特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、以下のことに気を付けてマダニに咬まれないようにしましょう。
- 長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくしましょう。
- 服は、明るい色のもの(マダニを目視で確認しやすい)がお薦めです。
- 服の上から用いるタイプの虫除け剤の使用も効果的です。
- 屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認して下さい。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などを確認しましょう。
◎マダニに咬まれた場合
マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。
参考資料
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