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アニサキスによる食中毒に注意しましょう
更新日:2022年10月12日
◆アニサキスによる食中毒に注意しましょう
全国で毎年多くのアニサキスによる食中毒が発生しています。魚介類に寄生したアニサキスが生きたまま体内に入ると、食中毒の原因となる可能性があります。アニサキスによる食中毒の特徴と予防するための正しい知識を身につけて予防に努めましょう。
◆アニサキスの特徴
・寄生虫(線虫類)
・約2~3cmで、白色の少し太い糸状
・サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどに寄生
提供:厚生労働省HP |
◆食中毒の症状
・食後、数~十数時間後に激しいみぞおちの痛み、吐き気、おう吐。→急性胃アニサキス症
・十数時間後以降に、激しい下腹部の痛み。→急性腸アニサキス症
◆予防方法
・加熱する。(70℃以上、または60℃で1分)
・冷凍する。(-20℃で24時間以上)
・購入する際は新鮮な魚を選び、まるごと1匹で購入した場合は速やかに内臓を取り除く。(アニサキス幼虫は魚が死亡すると、内蔵から筋肉に移動するため)
・魚の内臓を生で食べない。
・目視で確認してアニサキス幼虫を除去する。
※迷信にはご注意を!
・一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、しょうゆやわさびではアニサキス幼虫は死滅しません。
・噛めば大丈夫というわけではありません。とても小さくどこに潜んでいるのかもわからない上に表面はなめらかで丈夫、かつ細い糸のような形状のため噛み切ることは困難です。
◆関連リンク(外部リンク)
・厚生労働省「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」
・厚生労働省「アニサキス食中毒に関するQ&A」
・農林水産省「食中毒を起こす細菌・ウイルス・寄生虫図鑑」海の幸を安心して楽しむために~アニサキス症の予防~
・国立感染症研究所「アニサキス症とは」
このページに関する問い合わせ先
健康福祉課 健康づくり係
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