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こころの健康について
更新日:2024年5月23日
ストレスとは、「外部からの刺激によって、身体および精神に負荷がかかる状態」をいいます。職場や学校、家庭の環境、健康面、経済面、人間関係などで多くの人がストレスを感じているかと思います。ストレスを解消できずにため込んでしまうと、心身や行動面に不調があらわれます。以下のような症状があらわれていないかチェックしてみましょう。
◎自分で感じるサイン
◆こころ
□憂うつな気分が続く | □ものごとに集中できない |
□理由もなく不安な気持ちになる |
□わけもなく涙が出る |
□イライラする | □やる気がおこらない |
□関心のあったことに興味がなくなった |
◆からだ
□息苦しさや動機を感じる | □耳鳴りやめまい、肩こりがある |
□頭痛や吐き気がする | □からだが重い |
□なかなか寝付けない、熟睡できない | □食欲がない、食事がおいしくない |
◆行動
□人に会いたくない、外出がおっくう | □忘れ物が増えた |
□服装や髪型に気を使わなくなった | □遅刻や欠勤(欠席)が増えた |
□簡単なミスを繰り返してしまう | □飲酒量や喫煙量が増えた |
◎周囲の人が気付きやすいサイン
□感情の変化が激しくなった
□急に太った、痩せた
□独り言が増えた
□表情が暗くなった
□ぼんやりしていることが増えた
□口数が少なくなった
◎生活習慣を見直してみましょう
不規則な生活習慣は、自律神経の活動を狂わせ、不調のもとになります。こころとからだの健康の基礎になるのは、食事、睡眠、運動です。まずは毎日の生活習慣を見直してみましょう。
(1)食事……バランスのとれた食事をとる、ゆっくりよく噛んで食べる、
----- 朝ごはんを抜かない、夕食後のカフェインや就寝前のお酒は避ける
(2)睡眠……できるだけ同じ時刻に起きる、昼寝は短時間に、
-- ----寝る前にブルーライトをあびない、
(3)運動……適度にからだを動かす、日光を浴びる
◎相談窓口
こころやからだの異変は、「ストレスがたまっているよ」という、疲れたこころからの警告です。早い段階で異変に気づき、早めに対応し、適切な治療を受ければ、軽症のうちに回復することができます。
ご自身のことや身近な方のことで心配ごとがあれば、健康福祉課までご相談ください。必要に応じて、専門機関を紹介させていただきます。
◎精神保健福祉相談(精神科医師による個別相談)
原則毎月第4水曜日に、精神科医師による個別相談会を実施しています。
会場や予約については桑名保健所地域保健課(TEL0594-24-3620)までお問い合わせください。
◎「菰野町いのち対策計画」について
全国では1年間に約2万人、三重県では300人近い方が自ら命を絶っています。自殺は決して特別なことではなく、“誰にでも起こり得る”問題です。
自殺を予防するためには、「健康問題」、「経済生活問題」、「家庭問題」等様々な分野に対する取組が必要です。また、本人だけでなく、家庭、学校、職場、地域コミュニティ、民間団体等が連携して地域全体で取り組んでいくことも重要です。
こうしたことから、菰野町において自殺対策を総合的かつ効率的に推進するため、令和6年3月に菰野町いのち対策計画を策定しました。令和6年度(2024年度)から令和10年度(2028年度)までの5年間の計画です。
◎自殺予防・自死遺族電話相談の受付拡充について
新型コロナウイルス感染症の影響で、例年よりも生活に不安のある方が増えていると予想されています。
そこで、三重県が毎週月曜日のみ実施していた「自殺予防・自死遺族電話相談」の受付時間を当面の間拡充し、毎週月曜~金曜日 13:00~16:00(祝日、年末年始を除く)とします。
*TEL 0120-01-7823(フリーダイヤル)※三重県内のみ
*TEL 059-253-7823
一人で悩まず、ご相談ください。
◎自死遺族の集い「わかちあいの会」について
わかちあいの会はご家族を自死で亡くされた方が胸の内を語り合い、思いを分かち合う場です。参加費は無料でプライバシーは厳守されます。
〇日時 奇数月の第4土曜日 13:30~15:30
〇場所 三重県こころの健康センター(津市桜橋3丁目446-34)
〇対象 家族を自死で亡くされた方(自死された方の親・配偶者・兄弟・子ども)
※中止や変更がある可能性がありますので、事前に三重県こころの健康センター(TEL059-253-7821)までご連絡をお願いします。
◆三重県ホームページ「わかちあいの会のご案内」(外部リンクです)
このページに関する問い合わせ先
健康福祉課 健康づくり係
電話番号:059-391-1126
ファクス番号:059-394-3423