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わが家にひそむ危険
更新日:2017年4月1日
◎いつものわが家にも危険がいっぱい ふだんからの対策が大切
ひとたび地震が起こるといつもは何気なく暮らしているわが家にも、さまざまな危険がひそんでいることに気がつきます。
- 食器棚・本棚が倒れる
割れやすい食器や重い本が入った棚は、地震が起こると最も身近な凶器となります。 - ガラスが割れる
割れたガラスはきわめて危険で、その破片は思いのほか広い範囲で散らばります。 - ガスレンジの火が引火する
天ぷらや揚げ物で油を使っているときは特に危険度が増します。 - 冷蔵庫が倒れる
重量があるだけに大ケガのもとになります。 - 照明器具が落ちる
揺れが激しいと、天井にぶつかり、蛍光灯や電球が割れます。 - 掛け時計が落ちる
とめ方が不安定だと、落下の原因になります。 - 水槽が割れる
ガラスが割れ、さらに電源の入ったままの水槽ヒーターが火災の原因になります。 - テレビが倒れる
これも重いだけに大きなケガのもとになります。 - つり棚がこわれる
つり棚がこわれ、そこに置いてあったものが頭に落ちてきます。 - ドアが開かなくなる
家全体がゆがんだのが原因です。いざ避難しょうとしても外に出られません。
室内の家具を固定する | 小物や照明器具の落下を防ぐ |
◎家具の地震対策も大事
家の耐震化はもちろん重要ですが、正直なところ簡単にできるものではありません。だからといって「何もしない」というのはどうでしょう。
安全安心のためにはできることから取り組むことが大切です。比較的簡単にできてその反面非常に重要なものに、家具の転倒防止対策があります。
また、寝室にはタンスなどの家具はできるだけ置かないようにしたいものです。窓や食器棚などのガラス戸にはガラス飛散防止フィルムを張ると、けがの危険が少なくなります。
◎こんな場合に家具が倒れやすい!
- 上層階ほど家具の転倒率が高い
- 硬い床よりも軟らかい床(例えばフローリングよりもじゅうたんや畳)に置いた家具のほうが転倒率が高い
- 奥行きが浅くて背が高い家具のほうが(その反対より)転倒率が高い
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