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毒キノコに注意しましょう
更新日:2023年10月13日
◆毒キノコに注意しましょう
例年、夏の終わりから秋にかけて、毒キノコを食用キノコと誤認して採取、喫食したことによる食中毒が多く発生しています。令和4年も、ツキヨタケ、ドクササコ、コレラタケ等の毒キノコの誤食による食中毒事例が報告されています。
毒キノコによる食中毒は、種類によっては命に関わることもあり、死亡例も確認されています。外見で毒キノコを見分けることは困難です。
食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に「採らない・食べない・売らない・人にあげない」を徹底してください。
また、キノコを食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けてください。
ニセクロハツ 食後30分から数時間程度でおう吐、下痢などの胃腸、消化器系の中毒症状を示す。その後18~24時間程で横紋筋融解が原因と考えられる全身筋肉痛、呼吸困難を示し死亡に至ることもある。 ツキヨタケ クサウラベニタケ テングタケ
カエンタケ
スギヒラタケ 腎臓に疾患のある人を中心に急性脳症を起こす。原因不明の中枢神経障害で、発症初期には脚の脱力感やふらつき、さらに数日経つと、筋肉の不随意運動が出現する。その後急速に麻痺や全身性の痙攣、意識障害を起こし、脳浮腫が進行し、死亡に至ることもあります。
参考:厚生労働省HP「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」
毒キノコの種類
中毒症状
食後30分~1時間程度でおう吐、下痢、腹痛などの中毒を起こす。
間違いやすい食用キノコ
・ヒラタケ
・ムキタケ
・シイタケ
食後20分~1時間程度でおう吐、下痢、腹痛など消化器系の中毒を起こす。唾液の分泌、瞳孔の収縮、発汗などの症状も現れる。
間違いやすい食用キノコ
・ウラベニホテイシメジ
・ホンシメジ
・ハタケシメジ
食後30分程でおう吐、下痢、腹痛など胃腸消化器の中毒症状が現れる。他、神経系の中毒症状、瞳孔の収縮、発汗、めまい、痙攣など、呼吸困難になる場合もあり1日程で回復するが、過去に死亡例有り。
食後30分から発熱、悪寒、おう吐、下痢、腹痛、手足のしびれなどの症状を起こす。
触れただけでも炎症を起こす危険なキノコなので、見つけても絶対に触ってはいけない。死亡例有り。
主な症状は意識障害、不随意運動、上肢振戦、下肢脱力と報告されています。
◆関連リーフレット
・「毒キノコに要注意!」(厚生労働省ホームページ)
・「ちょっと待って!それ毒キノコかも!」(厚生労働省ホームページ)
◆関連リンク(外部リンク)
・厚生労働省「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」
・消費者庁「毒キノコによる食中毒に注意!」
・食品安全委員会「毒キノコによる食中毒にご注意ください」
このページに関する問い合わせ先
健康福祉課 健康づくり係
電話番号:059-391-1126
ファクス番号:059-394-3423