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ノロウイルスに注意しましょう
更新日:2021年11月29日
◆感染性胃腸炎を伴うノロウイルスに注意しましょう
感染性胃腸炎は、例年12月頃にピークとなる傾向にあります。この時期に発生する感染性胃腸炎のうち、特に集団発生例の多くはノロウイルスが原因だといわれています。
強い感染力で子どもや高齢者は重症化することもあるため、ノロウイルスを予防するための正しい知識を身につけて予防に努めましょう。
◆主な症状
潜伏期間は24~48時間、吐き気・おう吐・下痢・腹痛・発熱の症状が1~2日続く。
◆感染経路
1.ノロウイルスに汚染された食品から感染する。
2.感染者が調理した食べ物から感染する。
3.感染者のおう吐物やふん便などのウイルスを介して二次感染する。人から人へと飛末感染する。
◆予防方法
1.手洗い・うがいは丁寧に徹底して行う。
2.食品の加熱は十分に行う。ノロウイルスは90度90秒以上の加熱で死滅する。
3.感染者が発生した場合、人から人への感染を予防するために、患者の排泄物 を処理するときは次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒する。
◆二次感染を予防するために
ノロウイルスは乾燥すると空中に漂い、感染することがあります。人から人への感染を予防するために、患者の排泄物などの処理するときは次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒しましょう。
【消毒方法】
食器、環境、衣類、シーツ類などの消毒
・感染者が使用した衣類やシーツ類など、おう吐物が付いたものは他のものと分けて洗浄・消毒する。
・食器は食後すぐに塩素液に十分浸し消毒する。使い捨てのものを使用した場合は密閉して破棄する。
・カーテン、衣類、ドアノブなども塩素液で消毒する。
(金属に使用した場合は錆びる場合があるので、念入りに水拭きする。)
排泄物やおう吐物の処理
1.使い捨てのマスクや手袋を着用し、排泄物、おう吐物中のウイルスが飛び散らないようペーパータオルなどで静かに拭き取る。
2.拭き取った後は次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭いた後、水拭きをする。
3.拭き取りに使用したペーパータオルなどはビニール袋に密閉して破棄する。
【塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)消毒液の作り方】
市販の塩素系漂白剤(塩素濃度約5%)から作る方法
衣類、ドアノブなどの消毒や拭き取り掃除 (0.02%) |
500㎖のペットボトルにキャップ半分弱(約2㎖)の塩素系漂白剤を入れ、水で500㎖に希釈する。 |
排泄物やおう吐物などの処理 (0.1%) |
500㎖のペットボトルにキャップ2杯(約10㎖)の塩素系漂白剤を入れ、水で500㎖に希釈する。 |
※注意事項※
・換気を十分に行ってください。
・次亜塩素酸ナトリウムは使用期限内のものを使用してください。
・おう吐物などの酸性のものに直接原液をかけると、有害ガスが発生することがあり大変危険なためご注意ください。
・消毒液は、時間の経過と共に効果が落ちることがあるため、その都度使い切ってください。
・誤飲を防ぐため、ペットボトルには「消毒液」と明記して、お子さんの手の届かないところへ保管してください。
・処理後は念入りに手を洗いましょう。
◆関連リンク(外部リンク)
- 国立感染症研究所 ノロウイルスなど検出状況のページ(外部リンク)
- 厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&Aのページ(外部リンク)
- 冬は特にご注意!ノロウイルスによる食中毒(PDF文書/689KB)
- 厚生労働省 ノロウイルス等の食中毒予防のための適切な手洗いのページ(YouTube配信)
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健康福祉課 健康づくり係
電話番号:059-391-1126
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