メニューにジャンプ コンテンツにジャンプ

トップ  > くらしの便利帳 > 介護・障がい > 障がいのある方 > 障がい者のための災害時避難ガイドブック

障がい者のための災害時避難ガイドブック

更新日:2021年4月27日

シェア

『障がい者のための災害時避難ガイドブック』配備事業について

【事業概要】
菰野町では、重度障がい者等の災害弱者が、大規模災害発生時に避難活動や避難生活で活用できるよう、『障がい者のための災害時避難ガイドブック』を作成しています。

【『障がい者のための災害時避難ガイドブック』とは】
このガイドブックは、障がい者自身やその養護者がガイドブックを読み、必要事項を書き込むことにより、災害への心構えや備えについての認識を高めることができるとともに、避難時に障がい者自身が携行し、避難支援者や避難所運営スタッフに呈示することにより、障がい者自身の情報や障がいの状況を正確に伝達することができ、避難活動や避難所での生活において、支援者や避難所運営スタッフから多種多様な障がい状況に対応した特別な支援や配慮を円滑に受けることができるようにするためのものです。

【事業実施の背景】
平成23年度に「第3次菰野町障がい者福祉計画」策定のため、当町の今後の障がい福祉ニーズを把握することを目的に、町内障がい者団体に対して事前アンケート調査と懇談会形式のヒアリング調査を実施しました。その調査の中で障がいを持たれる当事者やその養護者の方は、「突然やってくる大地震などの大規模災害時に安全に避難し、障がいに配慮された避難生活を送ることができるのか」が、大きな不安の一つであることが浮き彫りになりました。

大規模災害発生時、即座に公共機関のみで優先的に重度障がい者等の災害弱者の救出、避難支援にあたることが不可能である現実を踏まえ、障がい者自身の自助とも言える防災意識の高揚はもとより、地域住民が障がいについて理解を深め、障がい者を気にかけ支援する体制、災害弱者への共助の体制をより充実させ、自助と共助による災害弱者支援が非常事態の中でも円滑に実施されることを目的に平成24年度からガイドブック作成に取り組み、障がい者当事者の方々のモニタリングを経て、町内有志の方からいただいた障がい福祉指定寄附金を活用し初版2000部の印刷発行に至りました。
災害時の障がい者対応や障がい者支援についての理解を深め、災害時に災害弱者への特別な配慮や支援が円滑に行われる体制を整えます。

初版の在庫が少なくなってきたことから、四日市障害保健福祉圏域自立支援協議会専門部会の協力により改訂を行い、国の障がい者施策の補助金を活用し令和2年度に増版しました。

このページに関する問い合わせ先

健康福祉課 社会福祉係
電話番号:059-391-1123
ファクス番号:059-394-3423