救急車の適正利用と予防救急

救急車の適正利用と予防救急

◎救急車の適正利用について
救急車の適正利用とは、決して救急車を使用しないで下さいということではありません。救急車は限りのある社会資源です。今ある社会資源を有効活用できるように、「重篤な症状が疑われる場合は、ためらわず119番できる」また、「日頃から自分でできる行動は自分でするという気持ちを持ってほしい」ということを啓発しています。
救急車内で胸骨圧迫の実施や点滴、薬が投与されている
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◎子どものけがでパニックに
「二歳の子どもがイスから落ちた」という通報で現場に到着すると額に小さなキズがあり、お子様はひどく泣いており、お母さんもとても慌てた様子でした。搬送中、落ち着いたお母さんは「子どもの異常にパニックになった」と話していました。
 
◎大事を小事にできるゆとり
大事だから「救急車を呼ぶ」ということは当たり前のことです。でも起こったことを一大事と感じるかどうかは人によって違います。要請の結果から見ても、心肺停止状態から指先を切ったと言ったようにさまざまです。日頃から子どもがケガをしたときをイメージして応急手当の方法を覚える、かかりつけ医の連絡先や病院を調べる方法を家族と確認し、病院へ行く手段を考えておくことが大切です。「大事を小事」としてゆとりのある行動ができるようになることが「適正利用」の一歩です。

◎病院が見つからない場合
 〇電話で調べる方法は
  「コールセンター」 TEL 059-393-1199
 〇パソコンでの検索は
  
「医療ネットみえ」(外部リンクです)


◎急な子どもの病気等で相談したい場合
 〇みえ子ども医療ダイアル TEL #8000
  ※ダイヤル式、IP電話など上記番号が使えない場合は059-232-9955。
  ※医療関係の専門相談員が電話相談に応じていただけます。
  ※19時30分~翌日8時00分の間、毎日利用できます。

◎救急車適正利用啓発ポスター
このポスターは、9月9日の救急の日にちなんで、町内小学生5・6年生が「救急車の適正利用」をテーマに描いた作品を活用して作成されたものです。これから大人になっていく子ども達に、ポスター製作を通じ救急車の役割や正しい使い方について考えてもらう機会になればという思いから企画したものです。
 
 〇平成27年度ポスター

27年度ポスター

◎過去の作品
 〇平成24年度ポスター
25年度ポスター
 〇平成25年度ポスター
26年度ポスター
 〇平成26年度ポスター
27年度ポスター
◎予防救急について
救急車で搬送された事例を分析し、町民の皆様に広報することにより、事故等の未然防止を図る「予防救急」の取組を推進しています。誰しも好んで病気になったり、けがをする人はいません。できれば、一生かかわりたくないものです。日頃からの予防措置として健康管理に加え、重篤な病気になる前に、無理せず、早めに医療機関に受診して下さい。また普段の生活に潜む「危険を予知」し、突然のケガ等を未然に防ぎましょう。

◎救急搬送の状況
高齢者のけがによる救急件数が増えています。傾向としては、家庭内での、転倒・転落事故に起因することが多くなっています。
救急搬送グラフ

 〇カーペットが滑り、転倒
  【救急事例】高齢者の方が室内を歩行中、フローリングの床に敷かれたカーペットが滑って移動したことにより転倒し、足の痛みのため動けなくなりました。診断の結果、足の骨折により、長期の入院加療が必要となりました。

 〇入浴時の事故を防ぎましょう
  入浴は心と身体をリラックスさせる良い効果がありますが、入り方を間違えると命に係わることがあります。意識を失くして、発見が遅れることは死亡事故につながります。

◎救急隊からのお願い
持っている病気のことや飲んでいるお薬の情報は、病院で治療を受ける際、とても大切な情報です。救急隊も、病気やけがをした人を搬送する際、本人や家族から確認しています。有事に備えて、日頃からかかりつけの病院を決め、持っている病気や飲んでいるお薬について話し合ったり、情報としてまとめておくことが大切です。病気やけがをした人からいただく情報は、医師に伝えることで、治療に役立つ重要な情報ですのでよろしくお願いします。 

担当 菰野町消防署 警防課 救急車適正利用推進 プロジェクト委員会