平成29年(2017年) 菰野町長石原正敬から新年のご挨拶を申し上げます

菰野町長石原正敬から新年のご挨拶を申し上げます

新年、あけましておめでとうございます。町民皆さまには、平成29年の新春を穏(おだ)やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年を振り返りますと、リオデジャネイロオリンピックで菰野町出身の浅野拓磨選手がサッカー日本代表に選出され、2得点をあげる大活躍を世界の舞台で見せてくれました。菰野町においてもパブリックビューイングを開催するなど、町民の方々が一丸となって応援を行い、感動を分かち合いました。また、伊勢志摩サミットが開催され、世界中が注目する中、関連公式行事として行われたジュニア・サミットin三重の参加者が菰野町を来訪し、菰野町の大自然を世界に発信することができました。

一方で、菰野町では従前から「町民の安全安心」を最重点としてまちづくりを進めていますが、震度7を2回観測した熊本地震をはじめとした日本や世界各地で発生した大地震、特異な進路をたどった台風10号の影響による岩手県や北海道を中心とした記録的大雨などを目の当たりにし、改めて自然の計り知れない猛威を痛感した年でもありました。

そして、菰野町は現在の姿となり60年の節目を迎えることができました。これもひとえに、これまでの先人たちや町民皆さまの弛まざる努力の積み重ねによるものであり、改めて深甚なる敬意を表しますとともに心から感謝を申し上げます。

これまで、菰野町は、豊かな自然と調和しながら、農業などの一次産業を基幹として、御在所岳や湯の山温泉をはじめとした観光資源や三重県北勢地域におけるものづくり産業、工業団地における企業立地などにより順調な発展を遂げてきました。

今後、菰野町では新名神高速道路の供用開始や町内インターチェンジの設置、鈴鹿スカイラインと湯の山温泉街を結ぶ(仮称)湯の山大橋の架橋、周辺においては国道一号北勢バイパスや東海環状自動車道西回りなどの整備により、道路ネットワークが充実し、人や物の流れが大きく変化しようとしています。このことをまちの転換期と捉えた上で、菰野町を点としてではなく三重県北勢エリアを一つの大きな面としながら、周辺自治体との広域的な連携を図ることで、これからの菰野町のさらなる発展が可能になると考えています。加えて、豊かな自然とともに、地場産品、観光地や観光施設、文化施設、歴史的資産などあらゆる地域資源と農業などの一次産業、ものづくりや工業などの二次産業、観光やサービス業などの三次産業が一体となった魅力ある菰野町を町民皆さまと一緒に創造していきます。

さらに、平成27年国勢調査において調査開始以来初めて総人口が減少を示し、人口動態統計において平成28年生まれの子どもの数が統計開始以来初めて100万人を割る推計がされたように、これから我が国で人口減少、少子高齢社会が進行する中、地域住民が主体となり支え合う地域包括ケアシステムの構築など地域の社会福祉の充実を図り、農業などを活用した障がい者雇用や、障がいの有無に関わらず誰もが一緒に楽しむことができる障がい者スポーツの推進など、全ての方が参画できる多様性を有した菰野町の実現を目指して参ります。

今後もこれまでの積年の重みを感じながらも60年を一つの通過点とし、このまちを次世代へ引き継ぐために、未来に開かれた中長期的な視点で持続可能なまちづくりを推進して参りますので、町民皆さま方のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

結びになりますが、今年一年の皆さまのご健勝とご多幸を心より祈念いたしまして、私の新年のご挨拶といたします。


音声ファイルは下記からお聞きください。

〇石原正敬町長新年挨拶(菰野賛歌1番、音声)MP3ファイル

※上記音声ファイルは平成28年1月1日(金・祝)午前6時50分に防災ラジオにて放送されたものです。